Marginal Notes & Marginalia
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新収 科学史研究 第47巻
2008-10-06
日本科学史学会『科学史研究』 第47巻、岩波書店。
小林良生、蔡倫以前紙に関する学術論争
中国の西安から河西回廊において幾たびか前漢期の植物繊維構成の紙の発見が報告されてきた。そうした考古遺物から考えて、史書で紙の発明者とされてきた蔡倫は、実は技術改良者にすぎないとした潘吉星説はいまや学会の定説になっているようにみられるが、これに対する反論がいまだに数多くあるという。それらの対立点や根拠などを整理・紹介している。
[○アジア科学・医史]
[○敦煌吐魯番文献]
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