2010-06-30
冨谷至(著)『文書行政の漢帝国−木簡・竹簡の時代』、名古屋大学出版会、2010年3月。
小林正美(編)『道教の斎法儀礼の思想史的研究』、知泉書館、2006年10月。
木簡・竹簡も道教も、どんどん新しい研究成果がでており、情報の整理が容易ではない。ということで購入した2冊。緊密なテーマで成果がまとめられており、個々に結論が導き出されており、ともに少し読んだだけでなるほど、とおもわせる。特に前者のような単著であるとわかりやすい。著者の見解に引き込まれやすくはなるが。
自分の課題をこなしつつ、ゆっくり勉強したい。
ともに敦煌出土資料に無関係でなく、とくに後者に収録される以下の論文はS.1073を中心に敦煌文献(英蔵・法蔵・俄蔵)を扱う。
阿純章、受菩薩戒儀及び受八斎戒儀の変遷
セ記事を書く